110番のおよそ2割が警察からの呼びかけに反応がなかったり間違い電話であったりする、いわゆる『誤接続』であることが富山県警のまとめでわかりました。『誤接続』は近年急増していて、一因にスマートフォンの自動通報機能もあるとみられています。

富山県警によりますと、ことし1月から7月末までの県内の110番通報の受理件数は3万7857件で、うち2割にあたる7541件が無応答や間違い電話などの「誤接続」でした。

こうした「誤接続」はここ数年で急増していて、おととしは3069件、去年はほぼ倍の6151件ありました。

一部のスマートフォンには電源ボタンを5回以上連続して素早く押すと自動的に110番通報する機能があり、警察は携帯電話会社のホームページなどで設定を確認するなど、注意を呼びかけています。