インドネシアを訪れている岸田総理は、中国の習近平国家主席との間で関係改善していくことに意欲を示しました。
岸田総理は、ASEANに加え、アメリカ、ロシア、中国なども出席している東アジアサミットで演説し、中国の習近平国家主席と共に、「建設的かつ安定的な日中関係の構築を双方の努力で進めていく」と述べました。
また、東京電力・福島第一原発の処理水放出については、「国際的基準に基づき、安全確保に万全を期して行っている」と改めて説明し、各国に理解を求めました。
この場に同席していた中国の李強首相は、処理水の問題には言及しなかったということです。
きのう、李強首相と短時間立ち話をした岸田総理は、相手の印象について「見識のある方だと思う」と話していました。
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