仙台市のショッピングセンター「アリオ仙台泉」が来年1月末で閉店することを受け、7日、関係機関の連絡会議があり、パートやテナント従業員の再就職を求人票の掲示や就職面接会などで支援する方針が示されました。
仙台市内で開かれた雇用対策連絡会議には、宮城労働局やハローワーク仙台など関係機関が出席しました。

会議では、来年1月末で閉店するアリオ仙台泉について、ハローワーク仙台からパート向けの出張相談会に続いて、10月以降、店舗内への求人票の掲示や離職者を受け入れる企業との合同就職面接会を予定していることが報告されました。
また、テナントの従業員に対して、閉店後の就業についてアンケートをするなど、離職者の規模の把握に努めていることが説明されました。
ハローワーク仙台 鈴木信太郎所長:
「離職者を採用したいという企業からの問い合わせも入っているので、企業と離職予定者の円滑なマッチングを図ることで、理想とされる『失業なき労働移動』の実現に近づけていきたい」

ハローワーク仙台には、離職者の採用について、6日までに宮城県内外の12の企業から問い合わせがあったということです。このほか、連絡会議では、県や仙台市からも、相談窓口を設けたことが報告されました。