新潟県は5日、これまでの渇水状況と高温を受け3回目となる情報連絡会を開催し、県内の渇水状況や農産物などの被害情報を共有しました。

【県土木部河川管理課 酒井公生 課長】
「今後も高温続く見込み。県管理ダムの貯水率も厳しい状況続いている」

4日現在の県内の農業用水ダムの貯水率は、妙高市の笹ヶ峰ダムで0パーセント、新発田市の内の倉ダムで2.8パーセントなどとなっていて、必要な農業用水の供給を終えたダムを除く、全11か所の平均貯水率は11.3パーセントで、平年と比べて22.2パーセントと厳しい現状が報告されました。

また、農作物についてはこれから収穫を迎えるにあたり、品質の低下など被害の拡大が見込まれるということです。

一方、6日は大雨の恐れがあることについて、新潟県は…

【県土木部河川管理課 酒井公生 課長】
「田んぼにひびが入っている地域もある。そこに雨がしみこむと崩れたりする危険性は出てくるので、今後の気象情報に留意してもらいたい」

県は今後も被害状況を把握し、対策を講じていきたいとしています。