気象庁は4日午前10時30分、沖縄の南で発生した熱帯低気圧が、24時間以内に台風に発達する見込みだと発表しました。こうした中、鳥取県大山町の観光農園からは不安の声も聞こえてきました。

土江諒 記者
「私は今、大山町の観光農園に来ているが、木には緑色の収穫前のクリがたくさん実っています。」

上にも下にもあたり一面に広がっていたのは、大きなクリ。栗拾い体験のスタートを間近に控えていました。

一方で、台風への心配も尽きません。

大山光華園 南部邦子さん
「風はダメです。青い、まだ口開いていないのが落ちちゃったらもう収穫できませんからね。」

遡ること3年前。

小林健和 キャスター
「ここにも、ここにも。たくさんのクリが落ちてしまっています。」

2020年9月に、山陰に最接近した台風の影響で、こちらの農園では収穫前のクリの8割から9割が、地面に落下しました。

クリは未成熟のまま落下すると、イガの部分が割れていないため中身を取り出すことが難しくなり、また、甘みが少なくなるといいます。

さらに心配は、クリ以外にも…

大山光華園 南部邦子さん
「雨になると完熟したものが腐れてくる。次々ね。イチジクは台風は大変です。」

今が旬のイチジクです。完熟したイチジクは、雨に当たると劣化。また、風が吹けば、落下するおそれや、葉っぱと擦れて実が痛んでしまう心配があるといいます。

大山光華園 南部邦子さん
「(記者無事に今シーズン乗り切れるといいですね)はい。願っています。」

大山光華園の栗拾い体験は、9月いっぱい。イチジク狩り体験は、10月ごろまで楽しめるということですが、台風に気をもむ日々はしばらく続きそうです。