耳の聞こえない選手の国際スポーツ大会「デフリンピック」のエンブレムが、きょう決まりました。聴覚障害のある学生によってデザインされています。
「デフリンピック」は4年に1度開かれる聴覚障害のある人の国際スポーツ大会で、2025年に日本で初めて東京で開催されます。その大会エンブレムが聴覚障害のある学生によってデザインされ、きょう、都内の中高生や、ろう学校の生徒およそ70人が議論し投票で決定しました。
選ばれたデザインは手話で大切な「手」をモチーフに「輪」で人と人がつながることを表現。日本を象徴する「桜の花びら」も描かれています。
投票に参加した高校生
「とてもすてきなものが多くて、考えられて楽しかったなと思いました。楽しみながら家族と一緒に観戦したいと思いました」
決定したエンブレムをデザイン 多田伊吹さん
「今回、特に中高生の皆様にいろいろ意見を聞いて、良いと思って選んでもらったことをとてもうれしく思っています」
エンブレムをデザインした学生は、「選手と観客、聞こえない人と聞こえる人が輪のようにつながって、オリンピックやパラリンピックのように、世界中の人にデフリンピックを知ってほしい」と話しています。
注目の記事
「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに・・・妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】

【Snow Man】ドームツアーが札幌で開幕 2日間で10万人集結 “セトリ”や衣装は?「野宿」「ネットカフェ」で推し活する遠征ファンも

【年賀状異変】発行数減なのに"じまい"グッズが品薄 逆手に取った「年賀状つなぎ」の逆襲・新ムーブメント

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】









