架空料金請求詐欺で大分市の60代女性が合計130万円をだまし取られる被害が発生しました。
警察によりますと7月13日、「動画の未納料金がある」と050で始まる番号から男の声で、大分市在住の60代女性の携帯に電話がありました。女性は指示通りコンビニで電子マネー30万円分を購入し、カードの利用番号を相手に伝えました。
約1週間後にも同様の電話があり、二度にわたって合計50万円分の電子マネー利用権をだまし取られました。さらに8月20日、「裁判費用のために50万円が必要」と電話があり、女性は指示された銀行口座に市内のATMから50万円の現金を振り込みました。
女性が何度も電話をしている姿を見た同居の家族が不審に思い、25日午前中に女性本人が大分東警察署に相談し被害が判明しました。
警察は「050」で始まる電話などで支払いを要求された場合、詐欺を疑い家族や警察に相談するよう呼びかけています。