ウクライナの人たちを支援しようと、大分県別府市のNPOが車いすを現地に届ける取り組みを始めました。

この取り組みは別府市でウクライナ避難民をサポートする「NPO法人ビューティフルワールド」が現地の復興支援の一環として企画しました。今回、別府市社会福祉協議会から使われなくなった車いす10台が寄贈され、積み込み作業が行われました。

ビューティフルワールドによりますと、ウクライナで車いすは高価なため、以前から不足していて、ロシアによる侵攻によって、さらに深刻な状況になっているということです。

(NPO法人ビューティフルワールド・小野一馬さん)「障害のある方もそうですし、今回戦争で残念にも体に欠損が出てしまった方にも使ってもらいたい」

車いすは兵庫県の支援者を通じて船で輸送され、数か月かけてウクライナ南部のヘルソンに届けられるということです。