プレジャーボートを含め全国で船の事故が相次いでいることを受け、愛媛県松山市で21日、消防と海上保安部が合同で船からケガ人を救助する訓練を行い、連携を確認しました。
松山西消防署と松山海上保安部が実施した21日の訓練は、「松山沖で船が座礁し、複数のケガ人がいる」という想定で行われました。
中ではまず、通報を受けた海上保安部の巡視艇が救急隊を乗せ、座礁した船のそばに駆けつけます。
(消防署の職員)
「傷病者2名いますか?その方は動けますか?」
(座礁した船舶の乗組員役)
「1人は動けます。もう1人は動けません」
そして、職員らが船へ移り、ケガ人の救出と救護活動にあたりました。
海上保安部によりますと8月6日、松山市の鹿島沖で貨物船と衝突した小型船の11人が救助されるなど、県内では今年に入り、12隻の船舶事故が発生しているとということです。
(松山西消防署・山本修三署長)
「船舶事故は不安定な状況の中、安全性・確実性・迅速性が問われます。お互いの持っているものを情報共有しながら、今後も(合同訓練を)続けていきたい」
消防と海上保安部は今後も様々な想定で訓練を実施し、協力体制を築く考えです。
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