ウクライナ兵に、負傷者への応急措置の方法などを教える訓練の様子をイギリス軍が公開しました。
記者
「戦場で負傷した兵士を安全な場所に退避させる訓練が行われています」
19日、イギリス国内の軍事施設で公開されたのは、最前線で銃撃された兵士に応急措置を施すための訓練です。
参加したウクライナ兵たちはイギリス軍の教官から指導を受けて、発煙筒を焚いて敵から見えにくい状態を作り、負傷した兵士を安全な場所に移します。
続いての訓練では、気道を確保するために管を入れたり、銃撃の影響で体内に溜まった余分な空気を針で刺して抜いたりする方法を学びました。
こうした応急措置の訓練は30日間にわたって行われ、今年5月以降、およそ150人のウクライナ兵が参加したということです。
ウクライナ兵
「故郷が占領されたので、子どもを安全なところに預けて軍に入りました。祖国のために戦う兵士をサポートするべきです。サポートがあれば、兵士は全力で前に進めるし、祖国の解放につながります」
イギリスではこれまでに2万人以上のウクライナ兵が軍事訓練や応急措置訓練を終え、戦地に向かったということです。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
