19日、谷公一防災担当大臣が鳥取県を訪れ、台風7号により大きな被害を受けた鳥取市佐治町と八頭町の被災現場を視察しました。

谷大臣は19日朝、佐治町古市の道路の崩落現場を視察し、平井鳥取県知事らから被災状況の説明を受けました。

今回の台風7号では県内の道路で143件、河川で61件の被害が確認されています。また、最大で853世帯・1800人あまりの孤立も発生しましたが、18日夜までに全て解消されました。

谷大臣は八頭町の被災現場も視察したあと、鳥取県庁で意見交換会に臨みました。

会では平井知事が観光・農作物への風評被害を防ぐための支援、これから冬に向かうことから早期に復旧作業に取り掛かれるよう災害査定の緩和などを要望しました。

谷 公一 防災担当大臣「高齢化が進む中で襲った災害、そういう厳しさを改めて感じた。持続的により効率的に復旧の仕事ができるように国として最大限のサポートをしていきたい」

鳥取県 平井 伸治 知事「災害査定の進め方、災害復興の進め方について、できるだけスピーディーな道筋を考えていただきたい」

県は来週、国土交通省と農林水産省へも要望を行う予定です。