17日夜、富山市の住宅街で男性が血を流して倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されました。警察は死亡ひき逃げ事件と断定し捜査本部を設置して逃げた車の行方を追っています。

警察によりますと17日午後11時4分ごろ、富山市婦中町響の杜の住宅街にある市道で「男性が血を流して倒れている」と近くの住民から110番通報がありました。

男性は病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。司法解剖の結果、男性の死因は外傷性ショックと気道内に血液が入ったことによる窒息とみられます。

警察には、通報があった時間の直前に「ドーン」と何かがぶつかったような大きな音がしたという情報も寄せられていて、警察は死亡ひき逃げ事件としておよそ50人態勢の捜査本部を設置し、聞き込みや防犯カメラの映像を集めるなど捜査を進めています。