JR花輪線は18日、岩手県八幡平市の松尾八幡平駅と安比高原駅の間の線路脇に大型トラックが転落し、列車に運休や区間運休、遅れが発生しました。

警察によりますと、きょう午前5時15分ごろ、八幡平市の国道282号を北上していた25トンの大型トラックが、道路から外れておよそ10メートル下の花輪線の線路脇に転落しました。大型トラックは消石灰を運んでいて、運転手は軽傷だということです。

JR東日本盛岡支社によりますと、この影響で花輪線は、午前6時59分荒屋新町駅発の上り列車1本が運休となったほか、上下線あわせて8本が区間運休となり、盛岡~松尾八幡平駅間と荒屋新町~大舘駅間で折り返し運転となりました。また、午前10時に大館駅を発った普通列車が荒屋新町駅で運転を見合わせ、5時間余りの遅れが生じました。

花輪線は、大型トラックが運び出され安全が確認されたとして、午後5時40分に運転を再開しています。