台風7号が最接近している鳥取県には、15日、線状降水帯が発生。局地的に猛烈な雨が降り、大雨特別警報も発令されました。鳥取市佐治では観測史上最大の降水量を観測。鳥取市や八頭町では警戒レベル5の緊急安全確保も発表されました。
記者 安松裕一
「鳥取市佐治町の佐治川です。午後になり、一層雨脚が強くなり、ご覧ください。橋に濁流が打ち付けています。」
橋に打ち付ける濁流。横殴りの風とともに非常に強い大量の雨が降り続けています。
15日朝から強く激しい雨が降った鳥取市。鳥取地方気象台は、15日午前7時50分、鳥取県に線状降水帯発生情報を発表。局地的に雷を伴った猛烈な雨が降った所がありました。
また、気象庁は、午後4時40分、鳥取県に大雨特別警報を発令しました。

鳥取県では未明から猛烈な雨となり、気象庁からの記録的短時間大雨情報の発表が相次ぎました。
【午前4時30分】
鳥取市河原付近で約100ミリ
鳥取市佐治で91ミリ
鳥取市佐治付近で約90ミリ
【午前4時30分】
八頭町付近で約90ミリ
【午前8時】
鳥取市鹿野付近で約100ミリ
鳥取市鳥取付近で約90ミリ
三朝町付近で約90ミリ
鳥取市佐治で1時間雨量97.5ミリの観測史上最大を観測。鳥取でも1時間雨量63.0ミリと8月の観測史上最大を観測しました。
24時間雨量(ミリ)は午後7時20分【鳥取県】
鳥取市佐治501.0 観測史上最大
智頭町智頭301.5 8月の観測史上最大
鳥取市鳥取212.0 8月の観測史上最大
鳥取市鹿野424.5 8月の観測史上最大
記者 谷口篤史
「鳥取市用瀬町の通行止めの現場です。山の方から濁った水がどんどん流れ出ていて、通れない状態です。」