病気や障害のある子どもとその家族に生のパフォーマンスを届けようと、劇団四季出身の俳優らが、初めての愛媛公演を行い、難病と闘う妹を持つ愛媛県松山市在住の女子高校生も、歌声を披露しました。
(寺田代表)
「私たちが一緒に生きてる子どもたちは、感染症にとてもシビアな子どもたちです」
8月12日、東温市でステージに立ったのは、劇団四季や宝塚歌劇団出身の俳優らで作る「心魂プロジェクト」のメンバーで、国内外の病院などを巡り子どもたちに歌とダンスを届けています。
今回の愛媛初公演は、難病の子どもと家族を支える県内のNPO「ラ・ファミリエ」が去年、20周年を迎えたことを記念し開かれたもので、およそ90人が1年越しで実現した公演を楽しみました。
またこの日は、心魂プロジェクトの「キッズ団」に所属する松山在住の姉妹もパフォーマンスに加わり、難病の妹を持つ高校1年生中山穂乃果さんは、優しく温かい歌声を披露しました。
(ダウン症の男の子と母)
「ステキなコンサートで、感激で涙が出ました」
(ラ・ファミリエ西さん)
「今後も子どもさんや親御さんたちに笑顔を届け続けられるように。それから、一緒に悩んだり苦しんだりしていることを一緒に解決していけたら」
ラ・ファミリエでは今後も、障がいの有無にかかわらず楽しめる場を提供出来たらと話していました。
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