夏の甲子園での奮闘から14日に福島に帰ってきた聖光学院。3年生が引退し、新チームのキャプテンは「高中前キャプテンの気持ちを受け継ぎ、1球にこだわりたい」と秋への決意を示しました。

14日午後7時ごろ、母校に戻った聖光ナイン。控えの部員や保護者らおよそ120人が温かい拍手で選手たちを出迎えました。

斎藤智也監督「聖光学院の野球が大好きだ、そういう声が多かったのが励みになった」

高中一樹主将「最後まで熱い指導をしていただいたり声をかけてくださった方のおかげで甲子園でここまで戦えた。応援していただきありがとうございました。」

高橋広季アナウンサー「昨夜、大阪から帰ってきて翌日、早くもきょうから聖光学院のグラウンドでは新チームの練習がスタートしています」

3年生が引退し、74人となった新チーム。

新たにチームを引っ張るのは、キャッチャーの佐藤羅天(らま)選手。佐藤選手は去年の冬から2年生主体のBチームのキャプテンを務めていて、キャプテンシーの高い選手です。

佐藤羅天新主将「高中さんや前のキャプテンの赤堀さんの気持ち、灯を受け継いでいきたいと思っています。目標はずっと冬から決めていたんですが、この61期で神宮に行きたいというのは強く思っていて、野球は1球で決まってしまうと思うので、そこのこだわりを大事にしていきたい」

聖光ナインは佐藤新キャプテンのもと、新たな目標を胸に秋の県大会に臨みます。