伝統的な宿場町の建物に日本画を飾りライトアップする祭りが山梨県早川町で開かれています。

早川町の赤沢宿です。

日が暮れて灯りがともされると、築100年以上の日本家屋に飾られた絵が浮かび上がります。

この油障子祭りは、赤沢宿が国の重要伝統的建造物群の保存地区に選ばれて30年となるのを記念して行われているものです。

油障子は雨や風を防ぐために油紙を貼った障子です。

宿場として栄えていた面影を残す3棟の建物には、厚手の和紙に日本画家や県内8つの高校の美術部が描いた早川町の風景や動植物の作品が飾られています。

訪れた子どもは:
いろんな動物がいて楽しい。

日本画家 棚町宜弘さん:
赤沢宿の独特な建物のつくりがこの絵灯篭を可能にしている。他の土地ではそこまでの壮大な規模でできるのは見たことはない。

早川町赤沢宿のこのイベントは、8月20日まで開かれていて午後6時半から9時までライトアップされます。