自動車メーカーの電動化の動きが加速する中、自動車関連企業を対象とした最新の部品などの展示説明会が山口県宇部市で行われました。

展示説明会は、脱炭素戦略の中、自動車関連産業の持続的な発展を進めるために山口県などが開いたもので、県内の企業や団体33社からおよそ200人が参加しました。

専門家による中国の最新の電気自動車を分解した部品の解説や見学が行われました。

参加者は、新技術や新製品を作り出す参考にしようと、モーターやバッテリーの部品や素材をカメラに収めたり専門家に質問したりしていました。

山口県産業脱炭素化推進室 梶山英樹室次長
「自動車産業というのは山口県(の)主要な産業のひとつですので、これから電動化の中で仕事がどうなっていくのか、どういったものが求められていくのかというのを研究していただいて、持続的に発展していくと…そういったことが大事かなと」

山口県では自動車の電動化に対応するため、今後もテーマを決めて技術研究会なども開くことにしています。