上関町議会は14日午後、議会運営委員会を非公開で開き、臨時議会は、18日の午前9時に開会することが決まりました。

この臨時議会で中国電力から町に提案があった中間貯蔵施設の建設に向けた調査の受け入れについて、取り上げられる見通しです。

ただ、議決はせず、行政報告として議員の意見を聞くだけで、町と議員の間で質疑も行われないということです。

きょう中止された議員向けの説明会については議会として改めて要望はしないとしています。

西町長はその日のうちにも中国電力へ考えを伝えたいとしています。

原発建設計画に反対の立場の議員からは「この形での臨時議会開催が適切かどうか調べたい」と疑問の声が上がりました。

原発建設計画に反対する町内の3団体は、中国電力からの提案を受け入れないよう申し入れました。

『「中間貯蔵」とは名ばかりで「最終処分場」となることが避けられない』などと訴えました。