連日熱戦が続く夏の全国高校野球。選手たちのひたむきなプレーが、様々なドラマを生み出している中、初出場の高校の“校歌”が、「エモい」「泣きそう」と話題になっています。作詞作曲をした地元のシンガーソングライターの「いつか甲子園で聞けたら」という18年越しの願いを叶えた選手たちは、13日、2回戦に挑みます。
高知代表、高知中央高校は、創部55年で甲子園初出場。大会2日目の7日、1回戦で愛媛代表・川之江高校との“隣県対決”に勝利しました。試合後、勝利校の校歌が流れると、SNSでは…
「エモい」「卒業ソングみたいで泣きそう」「歌詞が温かい」「うちの学校の校歌もこんな歌だったら」「素晴らしすぎる」

校歌を作詞・作曲したのは高知出身のシンガーソングライター・矢野絢子さんです。
矢野さんは20年前、学校側から「校名を入れなくてもいい、自由に作ってほしい」と依頼を受けました。

「高校生は多感な時期。一人ひとりの思い出に寄り添えるような曲を」と考えて制作したのが、今回話題になった“エモい”校歌です。