山梨県の議会事務局の職員が、上司からパワーハラスメントを受けたとする内部通報があり、県は調査している事を明らかにしました。
通報者は背景に公費の支出の問題があるとしています。

7月13日、県の人事課に対して県議会事務局の議事調査課職員から公費の支出などを巡り、上司2人からパワハラがあったといった内容の内部通報がありました。


職員の弁護士によりますと、8月21日からの関東甲信越県議会議長会について懇親会の飲食費は参加者の自己負担となっているところ、上司から追加の飲食費を会場費の名目にして公費から支出するよう指示があったということです。

これに職員が法令に反するとして反対したため、職場で無視や叱責などのパワハラを受けたとしています。

県は会見し、議会事務局と人事課の共同で、すでに関係する職員の聞き取りなど調査を始め、まとまり次第公表すると明らかにしました。


なお、通報した職員は8月9日付で別の部署へと異動していて、県は本人から希望もあり配慮をしたとしていますが、職員は意に沿わない配置転換で「不利益な取り扱い」としています。














