ファミリーレストラン大手の「すかいらーくホールディングス」が、パートやアルバイトの賃金の支払いを5分単位から1分単位に変えることがわかりました。

すかいらーくによりますと、「ガスト」や「バーミヤン」などのアルバイトやパート従業員の賃金について、今年7月から1分単位の支払いに切り替えるということです。これまでは5分未満の労働時間は切り捨てられていました。

労働組合と会社側の交渉で決まったもので、過去2年分については1分単位で再計算し、対象者およそ9万人にあわせて16億円から17億円を支払うことも明らかにしました。

すかいらーくは「円滑な移行及び従業員への配慮の観点から、これまで切り捨てていた分を支払う」としています。