北朝鮮による拉致問題について話し合う「中学生サミット」が初めて開催され、松野官房長官は「心を一つにして強い意志を示すことが、問題解決への後押しになる」と訴えました。

拉致問題を若い世代に啓発する目的で開催された今回のイベントには、全国からおよそ60人の中学生が参加しました。

松野博一 官房長官
「日本国民が心を一つにして(拉致被害者の)日本への帰国実現への強い意志を示すことが、問題解決への力強い後押しとなります」

出席した松野官房長官は、「必死に再会のための活動を続けるご家族や支援者がいることを忘れないでください」と訴えました。

また、拉致被害者家族会の横田拓也代表は、「私達1人1人が我が事として考えることが求められている」「一番恐れているのは風化だ」と話しました。