岸田総理が、中国の李強首相と来月上旬に会談を行う方向で調整していることが分かりました。中国側の対話への意思表示とみられています。

複数の政府関係者によりますと、岸田総理と中国の李強首相は、来月上旬にインドネシアで開かれるASEAN=東南アジア諸国連合関連首脳会議にあわせて、会談する方向で調整しているというです。

日中関係をめぐっては、東京電力・福島第一原発の処理水を海洋に放出する計画に中国が反発し、対話再開のハードルとなってきました。

しかし、中国による処理水批判は国際社会では共感が広がらず、今回、会談の調整に入った中国側の意図について、日本政府関係者は「困り果てて、日本と対話したいというメッセージだろう」と分析しています。実現すれば、岸田総理と李強首相の会談は初めてです。

今年は日中平和友好条約の締結から45周年にあたり、習近平国家主席との会談につながるかが注目されます。