ロシアの首都モスクワの郊外にある工場敷地内で大規模な爆発があり、50人以上が負傷しました。敷地内の倉庫では火薬が保管されていたということです。
大きな爆発音とともに巨大なきのこ雲が立ち上ります。モスクワ郊外のセルギエフポサドにある光学機械の工場の敷地内で9日、大規模な爆発がありました。
インタファクス通信によりますと、周辺の建物も被害を受け、これまでに52人が負傷、うち6人が集中治療室に運ばれたということです。また、現場のがれきの中には数人が取り残されているとの情報もあります。
工場の敷地内には別の会社の倉庫があり、火薬が保管されていたということで、ロシア連邦捜査委員会は安全操業規則に違反した疑いがあるとして捜査を始めたと発表しました。
爆発をめぐっては、当初、インターネット上で「ドローン攻撃ではないか」との情報も流れましたが、モスクワ州の知事は否定しています。
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