夏の甲子園に向けて調整する八戸学院光星。9日はベンチ入り20人のうち、2人の県出身選手を紹介します。青森県大会ではプレー機会は限定的でしたが、大舞台への出場に備えて練習に励む姿を現地から須崎記者の報告です。
午前4時半前、まだ日が昇る前の時刻から、光星ナインの1日は始まります。大阪府内にある宿舎の駐車場に選手たちが続々と集まってきました。8月1日に大阪入りしてからルーティンとなっている10分間の朝の散歩です。初戦は午前8時プレイボールの第1試合。体を慣れさせるために行っています。

※リポート 須崎蓮記者
「午前4時38分、あたりは薄暗い中、選手たちは日課の素振りを行っています」
時折眠い表情を見せながらも一所懸命バットを振る選手たち。ひときわ真剣な眼差しで取り組んでいるのが、代打の切り札として期待される弘前市出身の齋藤琉偉選手です。

※八戸学院光星3年 齋藤琉偉選手(弘前市出身)
「Q甲子園でのプレーを誰に見せたいか。一番は親に見せたいが、もう一人見せたい人がいる」
活躍を見せたい人として挙げたのが青森山田高校のショート川下大翔選手です。齋藤選手と川下選手は野球を始めた小学校の時のチームメ―ト。齋藤選手は県大会準決勝で青森山田を破った試合の後、川下選手からバッティンググローブを受け取りました。

※八戸学院光星3年 齋藤琉偉選手(弘前市出身)
「『甲子園でドロドロにして返せ』と言われました」「ずっと連絡を取り合っていてバッティングのことも話し合っていたので、そういう意味でも一番そばにいてくれた友達。大翔と一緒に甲子園で活躍したい」

安定感のある守備が持ち味のセカンドの大川駿海選手です。齊藤選手と同じ弘前市出身で、約150人の野球部で甲子園のベンチ入りをつかみました。
※八戸学院光星3年 大川駿海選手(弘前市出身)
「初めて甲子園に行って、どこ見ても観客がいてすごいなと思って、ここで野球ができるのは一生でそんなにないことなので とにかく試合を楽しみたい」
延長戦のタイブレークや大逆転劇がつきもので「魔物が住む」とも言われる甲子園の舞台。大川選手は想定される守備固めでの起用で確実に勝利に導きます。
※八戸学院光星3年 大川駿海選手(弘前市出身)
「(県大会で)負けたチームにも友達がいたので、友達の分まで全力でがんばりたい」
ベンチ入りをつかめなかったチームメート、そして県大会で破った相手チームの思いも背負って挑む甲子園。光星の夏は津軽出身の2人にも目が離せません。

順調に調整を続けている八戸学院光星は、8月12日土曜日の第1試合で秋田県代表・明桜(めいおう)との東北勢対決が初戦です。














