青森県内は、9日も気温が上がって熱中症警戒アラートが発表され、午後4時までに18人が熱中症やその疑いで救急搬送されました。10日は、さらに気温が上がって弘前では38℃の予想で、きょう以上に熱中症への厳重な警戒が必要です。

※青森市民
「暑いですね。連日でしょ、暑いのが。のど渇く前に水を(飲む)。常に持ち歩いて」

青森市の9日の最高気温は34.5℃。真夏日が17日続いて過去最長記録を更新しました。この暑さの中、「北洋硝子」の工房では、職人たちが1300℃以上の高温でガラスを溶かす作業をして、伝統工芸品「津軽びいどろ」を製作しています

※北洋硝子の職人
「今まで経験したことのないくらい暑くて、ちょっとびっくりしています。頭痛くなってきて口の中が乾いてきてとか。」

今年はこの暑さで8人が体調不良を訴え、うち2人は40年以上勤務するベテランの職人。暑さによる体調不良は初めてだったといいます。

※体調不良を訴えた勤続42年のベテラン職人
「こんなに(暑い日が)長く続くことはなかったので今年はちょっときついですね。汗をかく量が違いますね、例年と。」

注文はピークを迎えているものの優先すべきは職人たちの命。10日は、この夏6回目の臨時休業を決めています。

この厳しい暑さの日に食べたくなるものと言えば…

※「はい、“キウイ”できました。ありがとう!」

かき氷です。9日青森県内で最も高い36.4℃を観測した八戸市のこちらの店では、生のフルーツを使った自家製のシロップかき氷が人気を集めています。

※来店客
「おいしい」「上と下で氷(の大きさ)が違うのがおいしい」

本格的なかき氷を販売してますがこちらの店、実は…

※MotorHouse顕 天内英顕 社長
「元々車、新車中古車販売です」

車の整備や中古車の販売を手がけるMotorHouse顕の社長が作るかき氷店です。車離れが進む若者たちに興味を持ってもらおうと整備工場の敷地内に夏限定で2年前にオープンしました。

※近くの高校に通う生徒
「(車販売店のかき氷は)珍しいのでおもしろいと思います。1週間に1回は来ます」

※MotorHouse顕 天内英顕 社長
「車の販売、修理の方にも結びついていますね。ことしは(来店客が)去年よりは断然多いですね。暑さ続きで、30℃超えの猛暑続いていますからね」

連日の暑さも後押しし売れ行きは上々。9月末までかき氷を販売する予定です。

青森県内は9日、八戸と五所川原で36.4℃、弘前で36.2℃などこの夏最多の8地点で35℃以上の猛暑日に。熱中症やその疑いで県内で救急搬送された人は午後4時までに18人に上ってます。あす10日は、さらに気温が上がって弘前38℃、八戸37℃、青森36℃などと予想され、環境省と気象庁が県内に「熱中症警戒アラート」を引き続き発表していて、厳重な警戒を呼びかけています。