台風6号は屋久島の南にあって、ゆっくりと北北西へ進んでいるとみられます。

県内が暴風域に入る可能性は低くなりましたが、下関市の海水浴場では台風の接近に備え、準備や対策が進められていました。山口県下関市の吉母海水浴場は、ふだんは遠浅で砂浜もきれいな海を楽しむ客でにぎわいますが、きょう、人の姿はまばらでした。

海岸ではパラソルがたたまれ、バーベキューで使うコンロ台は、強風で動かないよ
う固定してあります。

海水浴場前の海の家でも、風で飛ばされそうなものは動かないよう固定するなどの対策が行われています。この海の家はあす以降、台風の状況次第で閉鎖を検討し、危険な状態で泳いでいる人がいたら声をかけて注意するということです。

海の家の経営者「(台風が)来てみないと、ちょっとわからないけど…。泳ぐ人がいたら、注意はしますね。溺れるないように見張っています」

このほか、市内の漁港では漁船がロープで何重にも固定され、台風の接近に備えていました。