観光振興などに活かそうと、香川県高松市はふるさと納税制度を活用し、観光客らが旅先で納税すれば返礼品としてその場で電子商品券が受け取れる取り組みを始めます。

高松市による旅先納税は、市外在住の人を対象にふるさと納税制度を活用したもので、1000円から最高50万円までの寄付を行うと、その場で寄付額の3割を市内の宿泊施設や飲食店で使用できる電子商品券SETOCOで受け取れます。

昨年度の高松市へのふるさと納税は9億円余りと流出額のほうが多く、寄付金の獲得とともに観光振興にも期待されています。

(大西秀人高松市長)「高松に来ていただいた人で気に入っていただいて、寄付をするというような形で、高松ファンを増やすとともに、観光とか飲食の経済の活性化にも役立つ」

高松市の旅先納税は専用の受付サイトから申し込めるということです。