林外務大臣は日本を訪れているイランのアブドラヒアン外相と会談し、ロシアに対する支援をやめるよう改めて要請しました。

林外務大臣とイランのアブドラヒアン外相との会談は、およそ90分間にわたって行われました。

イランはウクライナ侵攻を続けるロシアに対しドローンなどの兵器を供与していると指摘されていて、会談では、日本からはロシアへの支援をやめるよう改めて求めました。

これに先立つ記者会見で、イランのアブドラヒアン外相はロシアへの兵器供与そのものを否定していて、会談のなかでも同じ主張を繰り返したものとみられます。

また、イラン核合意をめぐっては、日本側はイランの核関連活動の拡大に懸念を伝えたのに対し、イラン側からは交渉を通じた核合意の復活を望んでいるとの立場が示されたということです。