今の健康保険証を来年の秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化する政府方針について、「方針通り進めるべき」と考える人は7月行われた前回の調査から4ポイント上昇し、26%だったことが最新のJNNの世論調査で分かりました。

▼方針通り進めるべき26%（前回22%）、▼廃止期限を延期すべき37%（前回40%）、▼方針を撤回すべき32%（前回33%）

また、岸田総理は4日の会見で、今の健康保険証を廃止してもマイナ保険証を持っていない人に「資格確認書」を発行し、その有効期限も今の保険証を踏まえたものとする説明していますが、この説明については▼大いに理解できる4%、▼ある程度理解できる34%、▼あまり理解できない38%、▼全く理解できない22%でした。

この他、政府はマイナンバー情報の誤りを総点検し、秋までに最終報告をまとめる方針ですが、この総点検でマイナンバーに関するトラブルが解決するか聞いたところ、▼解決する12%、▼解決しない82%でした。

【調査方法】固定・携帯電話による聞き取り（RDD方式）

全国18歳以上の男女2517人〔固定1055人,携帯1462人〕

有効回答1206人（47.9%）〔固定603人,携帯603人〕（57.2%）（41.2%）