今週はじめから、台風6号が接近している沖縄地方ですが、現在も、宮古島では、全域が暴風域に入っていて、影響は、長期化しています。那覇空港では午後から、一部の便で運航が再開される予定です。

那覇空港の出発ターミナルでは、きょうの午後から一部の便が再開するということで、帰りの便を待つ人たちが朝から長い列を作っています。けさ5時ごろから並んでいるという人もいて、不安の声が聞かれました。

千葉県から旅行
「午前5時45分ごろに来た。きょうは1日いる覚悟」

沖縄で挙式
「挙式の次の日から台風がきた」
「想像もしていなかった」

県外に空手の遠征へ
「きょう試合だから、間に合うか不安。もし行けなかったら、悔しい」

暴風域を抜けた沖縄本島ですが、那覇市できのう最大瞬間風速52.5メートルが観測されるなど、各地で被害が相次ぎました。

沖縄県内では午前11時の時点で、全世帯のおよそ4分の1にあたる15万8000世帯が停電しています。

台風はこの後、強い勢力を維持したまま、進行方向を東に変え、再び沖縄本島地方に近づく見込みで、今後も影響が長引きそうです。