地元の企業や団体の仕事内容を体験するイベントが2日、山口県下関市で開かれました。

職業体験イベント「しものせき未来創造jobフェア」は、市内の中高生らを主な対象に、体験を通して将来地元での就職を考えるきっかけにしてほしいと、市が2017年から開いています。今回は市内に拠点がある42の企業や団体が参加しました。ブースで取り組みを紹介し、生徒らが訪れて業種の特色を体験できるスタイルです。

自動車販売会社のブースでは、ドライブシミュレーターで運転操作が体験できます。また造船会社では、海上警備や救助活動に使われるゴムボートに試乗でき、総合建設会社のブースでは、床材に使われる県産の木材を使ったコースター作りが用意されました。丸太をのこぎりで切断し、切り口をやすりで整えて完成です。

コースター作りを体験した生徒
「切るときは難しかったけど、切った後は形づくりとかやって楽しかったです」
別の生徒
「大変だったし、楽しかったです」

イベントは3日までで、2日間で合わせて5300人の来場を見込んでいるということです。