岩手県漁連は1日、基準値を超えるまひ性貝毒が検出されたとして、三陸町海域(大船渡市)でホタテガイの出荷を自主規制したと発表しました。

 三陸町海域は大船渡湾の東部・西部・南部を除くエリアで、先月25日に国の規制値を下回ったとして県漁連が自主規制を解除したばかりでした。先月31日に採取したホタテガイを検査した結果、規制値の2倍を超える貝毒が検出されたため、再び出荷が自主規制されました。
 これで県内のホタテガイの出荷の自主規制は、12ある海域のうち7つの海域となりました。