特定外来生物のブラックバスについて、漁場計画案などを審議する委員会が河口湖など県内3つの湖の漁業権の更新を了承しました。

オオクチバス、いわゆるブラックバスは特定外来生物に指定されていますが、河口湖、山中湖、西湖では指定前に漁業免許が出されていたことから、特例として放流を含めた漁業権が認められています。

今年は10年に1度の免許切り替えの年で、漁業計画について関係者から意見を聞く公聴会では一部から漁業権の更新に反対する意見があがりましたが、その後の漁業計画案などを審議する委員会で漁業権にブラックバスを含めることを了承しました。

計画案では放流量の削減を含め将来的な免許返納も見据えられていて、山梨県は8月中にも漁場計画を策定する予定です。