任期満了に伴う仙台市議会議員選挙には、定数55に対し、5つの選挙区で76人が立候補。投票は、30日午後8時で締め切られ、午後9時40分から市内5か所の開票所で開票が行われました。

その結果、現職44人、元職1人、新人10人が当選しました。また、日本維新の会と参政党が、仙台市議会では初の議席を獲得しました。

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確定投票率は34.3%で、前回を1.77ポイント下回り、過去最低となりました。区ごとの投票率は青葉区が35.62%、宮城野区が31.17%、若林区が32.61%、太白区が34.55%、泉区が36.04%です。投票率が過去最低になったことについて、選管では「猛暑の影響もあったのでは」と話しています。

仙台市議選の投票率は、1951年には80.91%でしたがその後は低下傾向で1987年は50%台になり2003年には50%を下回りました。さらに2015年には過去最低の35.83%、前回2019年も36.07%と低いままです。前回の年代別の推定投票率は、10代が29.53%、20代が20.50%と「若年層」が落ち込んでいます。