今年度の最低賃金の改定で、全国平均の時給の目安が1002円と、初めて1000円を超えたことについて、岸田総理は、歓迎するとともに中小企業でも賃上げできるよう環境整備に取り組む考えを示しました。

岸田総理
「結果については歓迎したい。中小企業においてもしっかりと賃上げが行われるよう引き続き環境整備に取り組んでいきたい」

岸田総理は「賃上げは政権にとって最重要課題」としたうえで、このように述べ、最低賃金の引き上げを歓迎しました。

また、あす(29日)に66歳の誕生日を迎えるのを前に、「今年の夏は改めて政権発足の原点に戻って、現場の声を大事にしながら、目の前にある政策課題一つ一つに結果を出すべく努力を続けていきたい」と意気込みを語りました。