■メジャーリーグ フィリーズ 9×ー7 エンゼルス(日本時間6日・シチズンズバンク・パーク)
エンゼルスが、フィリーズにサヨナラ負けし泥沼の11連敗となった。
10連敗中のエンゼルスは、4回に1番M.ダフィー(31)の安打に始まり、2番・大谷翔平(27)の2塁打など打者一巡の猛攻。5点を先取したが、6-2と4点リードの8回、5人目の守護神・R.イグレシアス(32)が昨年のナショナルリーグMVP、3番・B.ハーパー(29)に満塁ホームランを浴び同点とされた。
エンゼルスはそれでも9回に2死三塁の好機をつくり、1番・ダフィーがタイムリー。すぐさま勝ち越しに成功した。
イニングをまたぎ9回2死としたイグレシアスだが一、二塁のピンチを招いたところで、マドン監督は6人目J.ハージェット(28)にスイッチ。ところがフルカウントからの6球目を9番打者にライトに運ばれ3ラン。あと1球まで追い込み、5月25日以来の白星を目前にしながらサヨナラ負け。泥沼の11連敗を喫した。
大谷は5打数1安打、2三振だった。
試合後、マドン監督は「後半に失点してしまった。これを修正しなければならない。このような状況下で、リードしている試合を終わらせることができないのは、信じられないようなことだ。でも、次の日に進むしかないんだ。満塁ホームランを打たれて、彼(イグレシアス
)はガス欠になったと思った。それで、これまで本当にいいピッチングをしていたジェイに代えたんだ」。守護神・イグレシアスの交代理由を語った。
次戦7日は本拠地エンゼル・スタジアムに戻り、レッドソックスを迎える。「本拠地に戻って修正する。我々はブルペンを整備しなければならない、そこが一番の関心事だからだ」とマドン監督。エンゼルスは7日にN.シンダーガード(29)、8日には5月11日にノーヒットノーランを達成したR.デトマーズ(22)が先発する予定となっている。
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