「ホレホレアーカイブ」は約50年前の7月に始まった気象観測ロケット打ち上げの話題です。
岩手県大船渡市三陸町綾里の気象庁の気象ロケット観測所。施設が完成した翌年の1972年7月にロケットの1号機が打ち上げられました。
これは前日リハーサルの様子です。
打ち上げには全長3.3メートル、重さ71キロのペンシル型ロケットが用いられ、先端に上空の気温や風の状態を観測する「ゾンデ」と呼ばれる装置が積まれていました。
ロケットは100秒ほどで高度60キロの上空に達し、そこでエンジンと切り離されたゾンデがパラシュートで落下しながら地上にデータを送るという仕組みです。
毎週水曜日の打ち上げで三陸町は、「科学と観光の町」として人気スポットとなりましたが、のべ1119機が打ち上げられた気象ロケット観測は2001年3月に終了し、その歴史に幕が下ろされました。
注目の記事
コメが倉庫の天井近くまで山積みに… 「コメが余って売れない」 「年明け以降は価格下がる」 国の政策に振り回されたコメ業界

自転車で直進したいのに…交差点の一番左が「左折レーン」 どう通行すればいい? 警察に聞く「2つの方法」

国立大学准教授の「二つの顔」違法風俗店の経営に関与 不倫相手の女性を “しもべ” 扱い「奴隷契約」か 富山

新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威









