来年秋に今の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化する政府の方針に対し“延長論”が強まっています。こうしたなか、岸田総理が視察先で取材に応じました。

岸田総理は午後、東京・大田区の介護施設を訪れ、デジタル技術が介護現場でどのように活用されているかや、マイナンバーカードと健康保険証の一体化を見据えた施設内での管理状況を視察しました。

岸田総理
「移行のあり方については、私自身引き続き、関係者の声や意見を伺っていきたい。その中で政府の対応について考えていきたい」

岸田総理は引き続き、不安の払拭に努める考えを示すとともに、今後、自身が会見を行い説明すると表明しました。