熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、環境省と気象庁はきょう午前、40の都道府県に「熱中症警戒アラート」を発表しました。40都道府県に発表されたのは、2021年8月の39都府県を上回り、過去最多です。
環境省と気象庁はきょう、「暑さ指数」が33以上となり、熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、きょう午前5時、東京都や大阪府、北海道など40都道府県を対象に「熱中症警戒アラート」を発表しました。
40の都道府県に発表されたのは今年に入ってから最も多く、「熱中症警戒アラート」が2021年に全国で導入されて以降、2021年8月4日に発表された39の都府県を上回って、過去最多を更新しました。
九州から北海道にかけての広い範囲で危険な暑さが予想されるため、特に「熱中症警戒アラート」が発表されているエリアでは、▼こまめに水分を補給してください。▼不要不急の外出を避けて、涼しい室内で過ごすようにしてください。▼普段以上に屋内の気温や湿度に気を配り、エアコンなどを適切に使用するようにしてください。
一方、▼屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動・作業・活動は、できるだけ中止や延期を検討してください。▼激しい運動は禁物です。さらに、▼特に暑さに弱い高齢者や障害者の人たち、小さな子どもたちに対しては、大丈夫かどうか声をかけてあげてください。
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