
毛利元就が安芸高田市の郡山城に入城して500年になることし…。毛利元就が、強大な力を誇る陶晴賢を倒そうと厳島で奇襲をかけます。

毛利元就と陶晴賢が激しくぶつかり合う「立ち合い」のシーン…。激しい立ち合い激闘の末、負けを覚悟した陶晴賢が自害するところまでを描いています。

約30分間にわたる演目をみごと、やり切りました。そして、迎えた閉会式…。あこがれの舞台で優秀賞にも選ばれました。大きな達成感とともに涙がこぼれます。
吉田高校 神楽部部長 乗田佳穂 さん
「ずっと涙が止まらないので、わたし。『みんなで楽しもうよ』と話して、みんなでやってきた成果が出たと思うので、やってきてよかった」

舞台で味わった感覚は忘れられません。
陶晴賢役 島田颯斗 さん
「前に足をあげて、髪をバッとやった瞬間に『おお』と拍手が湧いて、ああ、気持ちいい。このためだけに神楽やっとると思って」

神楽部OB・佐々木さんは…
神楽部OB 佐々木健 さん
「お客さんの前で神楽をできることとか、応援してもらえることが自分たちの代は当たり前ではなかったので、くやしくは思うけれど、がんばってくれた後輩がいるので誇らしく思います」
陶晴賢役 島田颯斗 さん
「このチームでできたのがよかった。みんなのおかげだと思っている。感謝したい」

仲間とともに全力で走りぬけた「神楽甲子園」―。これから、出場した高校生たちが、それぞれの地域で神楽を盛り上げ、支えていきます。