乗用車を故意に縁石に衝突させ、偶然の事故と偽装して人身傷害保険金およそ130万円をだましとったとして山梨県甲斐市の男4人が再逮捕されました。

詐欺の疑いで再逮捕されたのはいずれも甲斐市の無職の31歳の男など4人です。

事故を装い自損させた車 写真提供 山梨県警

4人は2020年8月、甲斐市下今井の私道で男が運転する乗用車に乗って故意に縁石に衝突させ、偶然の事故と偽装して保険会社から8回にわたり人身傷害保険金あわせて およそ131万円をだまし取った疑いがもたれています。

2021年に保険会社から警察に「不審な保険金請求がある」などと相談があり警察が調べたところ、4人が犯行に関与していることがわかったということです。

調べに対し4人は容疑を認めているということです。

4人は甲斐市龍地の駐車場の街灯に故意に乗用車に衝突させ保険金およそ160万円をだましとったとして別の女とともに7月に逮捕され、26日に起訴されました。

160万円をだまし取った事件について4人は警察に対し「金が欲しくてやった」などと話しているということです。

警察は犯行の動機や余罪についても詳しく調べています。