岩手県の遠野市と住田町にまたがる山間部に陸上としては国内最大級の規模と出力を持つ風力発電所が完成し、26日、竣工式が行われました。
竣工式が行われたのは「グリーンパワー住田遠野風力発電所」です。自治体や工事関係者などあわせておよそ100人が運用開始を祝いました。
風力発電機は114メートルの高さの塔に長さ57メートルの羽が3枚ついていて、合わせて27基あります。
事業を手掛ける再生可能エネルギー事業専門の企業「グリーンパワーインベストメント」によりますと、最大出力は一般家庭のおよそ8万4000世帯分に相当する11万3400キロワットで、年間10万トンほどの二酸化炭素削減効果が見込まれます。