「還付金がある」などのうその話で、山口県平生町の60代の女性が現金580万円あまりをだまし取られました。
うそ電話詐欺の被害が相次いでいることから、県警は特別警戒警報を発令し、注意を呼びかけています。

県警によると今月20日、平生町の60代の女性の家に、役場の職員を名乗る男から「介護保険料の払い戻しがある」などと電話がありました。
その後、サポートセンターをかたる男から電話があり、女性は指示されるまま市内のATMで9回にわたって送金操作を行い、現金584万円をだまし取られました。

今年に入って今月20日までに確認されたうそ電話詐欺の被害は45件で、被害額は1億2000万円に上っています。
うそ電話詐欺の被害が相次いでいることから、県警はあす(27日)まで特別警戒警報を発令していて「留守番電話設定などを活用しすぐに電話に出ない対策を」と注意を呼びかけています。