先月、糸満市沖のダイビングスポット「ルカン礁」で、潮の流れにのってダイビングをしていた男女7人が一時行方不明になった事故で、那覇海上保安部はダイビング業者に再発防止を指導しました。

先月、糸満市の西の沖合いおよそ12キロにあるルカン礁付近で、潮の流れに乗りながら海中を移動する「ドリフトダイビング」をしていた客とインストラクター、あわせて7人が一時行方不明になる事故がありました。
海上保安庁は、海面に浮かべるフロートとインストラクターをつなぐひもが外れ、ダイバーらを見失なったことが事故の原因だとして、GPS装置や携帯電話などで連絡手段を確保するなどの再発防止策を求め、事故を起こした業者2社を指導したということです。

海上保安庁では今回の事故とは関係のない業者にも今回のような事故の対策を周知していく方針です。