中国で去年広がったゼロコロナ政策への抗議運動。その発端となった、10人が死亡したマンション火災からきょうで8か月ですが、政府の対応への不満はくすぶり続けています。
中国西部・新疆ウイグル自治区、ウルムチ市。8か月前のきょう、21階建てのマンションで火事が起き、10人が死亡しました。
当時は厳しい行動制限を伴うゼロコロナ政策の真っ最中。マンションの出入り口が封鎖されていたため、逃げられなかったのではないかと指摘されていました。
火事をきっかけにゼロコロナ政策に抗議する運動が全国に広がり、一部は習近平指導部への批判にまで発展しました。マンションは今、どうなっているのでしょうか。
記者
「あちらの茶色い建物が火事があったビルです。現在、外壁は修復され、火事の痕跡を見ることはできません」
周辺の街並みにも日常が戻っているようでしたが…
近隣住民
「友達が亡くなりました。当時はコロナ政策で外に出てはダメだったから、部屋の中に閉じ込められちゃったんです」
火事が起きた時、管理人が「外に出ないで」と指示したことから、多くの人が逃げ遅れたと近所の人は話します。
中国政府は今年に入り、新型コロナ対策について「決定的な勝利を収めた」と自画自賛しましたが、ウルムチの火事のように、ゼロコロナ政策が原因で失われた命について言及することはいまだにありません。さらに…
これは先日、浙江省が発表した今年1月から3月までの火葬者の数です。17万1000人と前の年の1.7倍に急増していますが、すぐに削除されてしまいました。ネット上では…
「政府は把握しているけれど、知らせるかどうかはまた別の問題」
ゼロコロナ政策の急転換が爆発的感染を招き、多くの人が亡くなったとみられていますが、いまだに詳細は明らかにされていません。
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