7月30日は土用の丑の日。
スーパーの「うなぎの蒲焼」をさらに美味しくする、選び方と温め方をお伝えします。
スーパーのうなぎ蒲焼は「平べったいもの」がおすすめ

まずは選び方。うな重を2500食以上食べてきた高城 久さんに聞きました。
「肉厚なもの」と「平べったいもの」でいうと、意外にもおすすめは「平べったいもの」。
スーパーだと、焼いてタレが付いた状態で販売されていることがほとんどです。
皮が硬いうなぎは、焼くとキュッと縮こまってしまうので、その分高さが出ます。それが肉厚に見えてしまうことも…。
平べったいものの方が皮が柔らかいことが多いといいます。
恵俊彰:
衝撃だわ。58年間逆を選んでた。
決め手は料理酒!美味しく温める方法

市販のうなぎを美味しく温める方法です。
【1】アルミホイルを敷いたフライパンにうなぎの蒲焼を並べる
【2】一尾につき、大さじ2杯の「料理酒」をかける
【3】蓋をして中火にかけ、沸騰して湯気が噴き出すまで温める

美味しく仕上げるコツは「料理酒」。
【POINT1 水分】
蒸し焼きにすることでフワフワとした食感に
【POINT2 お酒】
お酒に含まれるアミノ酸などの成分が、うなぎにうまみ・コクを加える
料理研究家の堀江ひろ子さんによると、
「清酒よりも料理酒の方がうまみ成分が多く含まれていて、うなぎがワンランクアップする」
ということです。
温めただけのうなぎの蒲焼と、料理酒を加えて温めたものを、スタジオで食べ比べてみました。
コメンテーター 渡辺満里奈:
ふっくら加減が全然違います。
江藤愛アナウンサー:
料理酒をかけた方がより美味しい。ふわふわっとして、風味と香りが良いですね。

電子レンジで温めることもできます。
【1】耐熱皿にうなぎの蒲焼を並べ、一尾につき大さじ1杯の「料理酒」をかける
【2】ラップを軽くかけ電子レンジ(500W)で約1分
【3】ラップを外し、さらに30秒加熱する
(ひるおび 2023年7月24日放送より)