戦争や核兵器をなくすために平和の大切さについて考えてほしいというイベントが22日、岡山市北区で開かれました。

平和な未来を子どもたちに手渡すために、戦争や核兵器の恐ろしさを忘れないでほしいと開かれた「おかやまコープ」によるイベントです。

講演したのは女優の斉藤とも子さんです。

被爆者の話を語り継ぐなど平和を訴える活動を続けている斉藤さんは、舞台などをきっかけに出会った被爆者との交流から感じたことなどを語り、生きることの尊さを訴えました。

(女優 斉藤とも子さん)「結婚していいんだろうとか、子どもつくっていいんだろうとか」

「そんな悲しいことありますか?」

「被爆者でない私たちからすると一番幸せになってほしいのが被爆者の方です」

また、山陽学園中学・高校の生徒による原爆の凄惨さを伝える紙芝居も行われ、訪れた人は真剣に耳を傾けていました。