山口県山口市に夏の訪れを告げる「山口祇園祭」が昨夜(7月20日)始まりました。
4年ぶりの通常開催となり、裸坊に担がれたみこしが市内を練り歩きました。
「山口祇園祭」は京都の祇園祭にならい、およそ600年続く八坂神社の夏祭りです。
昨夜は、県の無形民俗文化財に指定されている「鷺の舞」が奉納されました。

新型コロナの影響で、「裸坊」によるみこしの巡幸などは中止が続いていましたが、今年は4年ぶりに通常開催となりました。
まちの人も、祭りの開催を待ち望んでいたようです。
「コンチキチン」の音色が特徴的な祇園囃子を先頭に、3基のみこしが駅通りにある「御旅所」を目指し、にぎわう町を練り歩きました。
見に来た人「大声出してるところが楽しそう」
「すごいにぎやかで楽しそうな雰囲気で、僕たちも盛り上がる感じ」
祭りは、「七夕ちょうちんまつり」「天神祭(てんじんまつり)」とともに山口の三大祭りとされています。
4年ぶりのみこしを一目見ようと、多くの人が集まりました。
見に来た人「(3年間)間が空いたので、すごいさみしくて。やっと、やっと復活した。今からずっと続いていってほしいな」
およそ2時間まちを練り歩き、無事みこしが「御旅所」に到着しました。
裸坊として参加した人「4年担いでないところがあったので、きつい思いはあるけど、楽しく担がせてもらった」
24日には4年ぶりの市民総踊り、最終日の27日にはみこしが神社に帰る「御還幸」が行われます。














